ミュージアム情報

1月15日、東京都世田谷区にある桐朋小学校で出前授業を行いました。対象は5年生の生徒さん72名（2クラス）です。
授業は豊海おさかなミュージアムの特別企画展「東京湾の逆襲」をテーマとして、東京湾の歴史と江戸前の豊かな海を紹介しました。
小学校ではコロナ禍で課外授業も制限され、現場に出れない中、少しでも本物を体験いただけたらと、築地から江戸前の鮮魚を中心に仕入れ、見て・聞いて・触って五感を使って体験してもらいました。
前半は、江戸時代から現代までの東京湾の開発の歴史を紐解き、高度経済成長で一度は豊かさを失った東京湾に現在は多くの生物が復活していることをお話しました。

後半は、東京湾の漁業（底引き網漁、まき網漁、貝巻き漁）を紹介して、それらの漁法で漁獲されるマコガレイ、マイワシ、ホンビノス貝を実際に手に取り触れることによって魚の特徴について知ってもらいました。講師がマイワシの口を開けて見せると、子たちは大興奮！！魚の目、鱗や口などを触り、「ヌルヌルする」、「ベロががある」など普段触る機会が無い魚を面白そうに観察していました。作戦成功！

参加人数

5年生2クラス　計72名

開催日時

2021年1月15日（水）10時20分〜12時10分

場所

東京都世田谷区　私立桐朋小学校