朝潮運河いきものルネサンス
豊海小学校での生き物飼育の試み(2021年12月24日)
2021.12.24中央区立豊海小学校では、朝潮運河いきものルネサンスと連携して、朝潮運河に設置された石倉カゴを用いた授業を行い、運河に棲む生き物のことや、水質などの環境のこと、さらには朝潮運河についての学習を深めてきました。
10月と11月に採捕された生き物の一部を、東京海洋大学の指導のもと、その生態観察のために小学校にて飼育しました。海水をろ過しながら生き物の飼育ができる大型の水槽が東京水産振興会により貸し出され、シマイサキやマハゼ、エビなどが入れられました。

設置された水槽の様子
およそ、2か月の飼育期間の間、小学生たちがのぞいたり、お世話をしたりして、魚もエビも元気に育ちました。特に、4年生は、「朝潮運河のなかまたち」という解説ボードを水槽の隣に設置し、自分たちで調べた魚のことを詳しく掲示してくれました。

4年生が書いてくれた「朝潮運河のなかまたち」の解説ボード
現在、水槽の中の生き物は、全て朝潮運河に返されて水槽展示は一時お休みになっています。また、来年度の石倉カゴ調査の時に、生物飼育を予定します。色々な運河の生き物に会えることを楽しみにしたいと思います。

朝潮運河いきものルネサンス
朝潮運河いきものルネサンスの活動を紹介します。