朝潮運河いきものルネサンス
東海大学付属浦安高等学校・中等部サイエンスクラスによる マハゼの棲み処調査
2020.10.10東海大学付属浦安高等学校・中等部サイエンスクラスは、理数系に強く興味のある生徒を中心に構成されたクラスです。「体験」をテーマとし、教科書にとらわれない授業内容で、科学技術、理科・数学に関する観察・実験・実習などを中心とした、さまざまな学習活動をおこなっています。

浦川先生によるマハゼのレクチャー
今回は地元の自然環境や生物などを体験的に学ぶ校外学習として、8月の記事でもご紹介した「浦安水辺の会」との連携により、9月22日(火)の午前に浦安市内の境川において「マハゼの棲み処調査」を実施しました(主催は「浦安水辺の会」です)。

境川でハゼつり調査
当日は、マスク着用や体温計測など新型コロナウイルス感染拡大防止対策を講じたうえで、21名の生徒と3名の教員が参加しました。まず魚類にくわしい「浦安水辺の会」の浦川先生より、マハゼの生態やからだの特徴、マハゼの棲み処調査の内容と意義、マハゼのつり方についてのレクチャーをうけました。

その後、境川で9時45分から11時までハゼつり調査をおこないました。はじめてつりをするという生徒もいましたが、合計で104匹(平均体長9.4cm)のマハゼをつることができました。体長測定と調査票への記入も生徒どうしが協力しておこないました。これらの測定データは2020年度の「マハゼの棲み処調査」に活用されます。

体長測定
※この記事は「浦安水辺の会」および東海大学付属浦安高等学校・中等部サイエンスクラスの担任教員の許可を受けて取材し、作成したものです。ご協力にたいして深く感謝いたします。
サイエンスクラスにつきましては以下の同校ウェブサイトをご覧ください。
東海大学付属浦安高等学校・中等部サイエンスクラス ウェブサイトhttps://www.urayasu.tokai.ed.jp/seniorhigh/guidance/science/
執筆:古川恵太(NPO法人海辺づくり研究会・(一財)東京水産振興会)

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