朝潮運河いきものルネサンス

朝潮運河を中心としたハゼ釣り調査(2020年度第1回目)

2020.09.10

「一般財団法人東京水産振興会では、事務所のすぐ近くにある朝潮運河とその周辺の海域におけるマハゼの生息状況や海の環境を調べるため、2013年度より朝潮運河で複数の調査ポイントを設定した「朝潮運河を中心としたハゼ釣り調査」を毎年実施しています。2016年度以降は年2回(8月、9月または10月)の調査を行い、同時に周辺の比較調査ポイントとして有明北(東雲運河)などでも同様の調査を行っています。
2020年度の第1回目調査は8月21日(金) の午後に、新型コロナウイルス感染拡大防止対策を講じたうえで実施しました。調査参加者は9名でしたが、朝潮運河においては複数の調査ポイントの合計で8尾しか釣れませんでした。一方で、有明北など他の調査地点では合計で58尾の釣果がありました。


朝潮運河におけるハゼ釣り調査の様子

 朝潮運河におけるハゼ釣り調査の様子


朝潮運河の調査ポイントでつれるマハゼの数は、2018年度以降大幅に減少しているため、ここ数年で朝潮運河の環境がマハゼの生息にとって悪化していることが推測されます。引き続き、第2回目の調査を10月に実施しますので、その結果概要などをこのページでご紹介します。



執筆:古川恵太(NPO法人海辺づくり研究会・(一財)東京水産振興会)

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