朝潮運河いきものルネサンス

「浦安水辺の会」第11回夏休み親子はじめてハゼ釣り教室

2020.08.10

「浦安水辺の会」は2004年に設立された団体で、千葉県浦安市において、安心・安全な水辺のまちづくりため、市民参加によるさまざまな活動をされています。そのひとつである「夏休み親子はじめてハゼ釣り教室」は毎年夏休みにおこなわれ、連続11年目となる2020年度の教室は8月8日(土) に同市の親子20組の参加のもと、市内を流れる境川にて開催されました。

古川恵太先生によるマハゼの生態についてのレクチャー

 古川恵太先生によるマハゼの生態についてのレクチャー


当日はマスク着用や体温計測など新型コロナウイルス感染拡大防止対策を講じたうえで、まず古川恵太先生など3名の専門家により、水辺の安全講習、マハゼの生態、マハゼのつり方についてそれぞれ講習をおこないました。
その後、境川でマハゼつりを約1時間おこなった結果、すべてのグループで多くのマハゼをつることができました。

境川でマハゼつり

 境川でマハゼつり。スタッフによるゴミひろいもおこなわれました


つれたマハゼは合計128匹で、東海大学付属浦安高等学校・中等部の生物部員の皆さんのご協力により体長測定がおこなわれました。また古川恵太先生により境川の水質測定も実施されました。それらの測定データは2020年度の「マハゼの棲み処調査」に活用されます。

生物部の皆さんによる体長測定

 生物部の皆さんによる体長測定


執筆:古川恵太(NPO法人海辺づくり研究会・(一財)東京水産振興会)

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