杉浦千里(すぎうらちさと)
エビ・カニの博物画家
1962年、横浜市生まれ。円谷プロのキャラクターデザインに携わる一方、独自の博物画技法を確立し、エビやカニをテーマに精緻な作品を描き続けたが、39歳で急逝。2009年の回顧展をきっかけに、各地の博物館、美術館に出展。作品集に「美しきエビとカニの世界 杉浦千里博物画図鑑」がある。
杉浦千里の作品保存会https://sites.google.com/site/chisatosugiura/Home
経歴
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1978年横浜市立松本中学校卒業。日本美術学校日本画専科入学
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1980年同校卒業後イラストレーション、フィギアなどの制作活動を開始
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1987年円谷プロダクションデザインコンテスト応募作品が準グランプリ入選
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1988年美学校細密画教場10期生として入学し約4年在籍
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1990年アートギャラリー環「細密画展3」/ 東京日本橋
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1993年ギャラリー夢「Nature Graphic展」/ 東京銀座
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1994年文房堂ギャラリー「NatureART-野性生物画展」
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1996年三鷹市美術ギャラリー「生物画倶楽部展」千葉県立中央博物館「現代の動物画、植物画展」
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1998年文房堂ギャラリー「NatureART-野性生物画展Ⅲ」
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2000年文房堂ギャラリー「NatureART-野性生物画展Ⅳ」ギャラリー香染美術「細密画展」/ 東京阿佐ヶ谷
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2001年新宿御苑InformationCenterアートギャラリー「ネイチャーリアリズムアート-動物、植物画の世界展」11月10日逝去 39歳文房堂ギャラリー「37人の小さな作品展」に遺作出品
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2002年ギャラリー香染美術「杉浦千里展」/ 東京阿佐ヶ谷
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2009年横浜市神奈川区民文化センターかなっくホールで初の大規模な回顧展を開催東京海洋大学 国際甲殻類学会に作品展示
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2010年鹿児島大学図書館で作品を紹介神奈川県横須賀市の観音崎自然博物館で「杉浦千里展」開催
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2011年北九州市立自然史歴史博物館「エビとカニのふしぎ-杉浦千里博物画の世界」東京都葛西臨海水族園「博物画に観るカニとエビの美」
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2012年日本大学芸術学部A&Dギャラリー「博物画に情熱を注いだ画家 杉浦千里の原画展」「美しきエビとカニの世界 杉浦千里博物が図鑑」を成山堂書店より出版海遊館サテライトギャラリー「杉浦千里エビ・カニ博物画展」
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2013年山口県立きらら浜自然観察公園「細密画に描かれた生き物たちー杉浦千里の博物画展」千葉市科学館「生きものへのまなざし ~生物の美と科学に迫る~」東京ステーションギャラリー「大野大野麥風」文房堂ギャラリー「自然の生命を描くーネイチャーイラストレーター12人展」
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2014年長野県小海高原美術館「驚異の細密画 杉浦千里展」群馬県立館林美術館「夏休み!いきもの図鑑」
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2015年千葉市科学館「海の生きもの再発見 エビ・カニ・さかなの不思議」広島大学総合博物館「海の博物誌~エビ・カニの博物画と研究最前線~」神奈川県立生命の星・地球博物館「生き物を描く サイエンスのための細密描画」文房堂ギャラリー「第10回 自然の生命を描く10人展」
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2016年福井市美術館「美術の目でみる博物」
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2017年ギャラリー秋芳洞「海の生きもの、川の生きもの」文房堂ギャラリー「第11回 自然の生命を描く10人展」
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2019年文房堂ギャラリー「第12回 自然の生命を描く11人展」
主な仕事
「原色魚類大図鑑」北隆館(1987年)、「学習百科図鑑」(1995年)「いきもの探検大図鑑」(1997年)小学館、「大辞典NAVIX」講談社(1997年)、「野外の危険動物観察ブック」自由国民社(1998年)、「日本の野鳥〈巣と卵図鑑〉」世界文化社(1999年)、キンダーブックしぜんシリーズ《カニ》(1996年)、《たんけんずかん》(2002年)フレーベル館など多数。
東京都立葛西臨海公園View Point Visitors Center内《葛西の生き物》パネル原画制作(1997年)
㈱円谷プロダクション関連の仕事(キャラクターデザイン):「ウルトラマンUSA」「ウルトラマンゼアス」「ウルトラマンシャドー」「ウルトラマンコスモス」など多数。